公益財団法人 京都体育協会

沿革・理念

沿革

京都市スポーツ協会は、戦後わが国の復興を、スポーツによる健全な人づくりに求め、先進都市間で始められた五大都市体育大会の運営のため、昭和31年5月、関係種目競技協会の代表者をもって任意のスポーツ団体として結成されました。

 

以降、わが国の経済成長に伴い生活環境が大きく変わるなか、スポーツの果たす役割がますます重要となり、さらなるスポーツの振興と競技力の向上を図るため、また、多様化した市民スポーツ活動に対する欲求に応える体制を整えるために、京都市における種目競技団体の組織を確立し、昭和59年6月、17の種目競技団体及び京都市スポーツ少年団並びに学識経験者の構成により財団法人化され、新たに出発いたしました。

 

その後、平成25年4月には公益財団法人に移行。加盟団体も年々増え、令和3年4月には45団体となり、京都市におけるスポーツ施策の一翼を担う団体として発展してまいりました。

団体理念

スポーツは私たちの「こころ」と「からだ」の健全な発達を促すとともに、明るく、豊かで、活力に満ちた生きがいのある社会づくりに寄与する人類共通の素晴らしい文化の一つであり、現代社会においてその重要性は一層の高まりをみせております。

 

当協会は、多様化する市民のスポーツ活動の欲求に応え、さらなる市民スポーツの振興と競技力の向上を図ることを活動の中心にすえ、京都市市民スポーツ振興の基本理念~だれもが、いつでも、どこでも、いろんなかたちでスポーツに親しめる環境をみんなで支えあう「スポーツごころ」を結ぶまちづくり~の実現を京都市と一体となって推進しています。

 

なかでもその活動の基盤となるスポーツ施設を良好な管理運営のもと、市民に提供することを最も重要と位置付けて活動を続けています。

 

スポーツ施設の管理運営にあたっては、市民一人ひとりがスポーツやレクリエーションを享受し、健康や感動など市民生活に豊かさをもたらす場としての視点とともに、施設や公園を取りまく地域やまち全体をスポーツの環境とみなして、環境、教育、観光、経済などさまざまな分野の京都のまちづくりに貢献することを基本理念として取り組んでいます。