ワタキューセイモア株式会社|賛助会員を訪問!京都スポーツサポーター

ワタキューセイモア株式会社 ソフトテニス部

ソフトテニスが日本発祥ということは、あまり知られていない。そんなスポーツの魅力を世界に広めたいと活動する企業が京都にある。ワタキューセイモア株式会社のソフトテニス部は、男女ともに国内最高峰の日本リーグに所属。同社の安道光二取締役会長は、日本ソフトテニス連盟の会長も務め、「ソフトテニスの五輪参入」を目標に掲げる。

ワタキューセイモア

1995年に「サンライフ」として女子チームが発足。2000年に日本リーグを初制覇すると、これまでに7度の優勝を積み重ねた。2012年には男子チームも結成し、2021年の夏には城陽市に念願の専用コートも整備した。「男女で日本一」に向けて、練習にも一層の熱が入る。

一方で同社は、2015年に「京冬カップ」を創設し、全国の実業団のトップ選手を京都に招いている。またソフトテニス教室への選手の派遣など、地域での地道な活動も続けている。「市民との接点をいかに増やすか」という、あらゆるスポーツに共通する課題に対しても、前向きに取り組んでいる。

企業経営でも「人」を大切にしてきた安道会長は、今も各地で開催される大会に足を運び、選手たちの成長を間近で見守っている。「ずっと見ていると、選手が上手くなっていくのが分かります。それがうれしくて」と目を細める。選手が強くなれば、子どもの憧れや目標になる。あんな風になりたい、と思えるプレイヤーが増えれば競技人口も増え「五輪」への道が開ける。「そのためには『競技力』だけでなく、『人間力』も磨いていきたいと思っています」。

安道光二取締役会長(右)と牧野伸一ソフトテニス部部長(左)
京都市スポーツ協会賛助会員募集中

京都のスポーツを支えていただける、個人、団体・法人会員を募集中。

賛助会員について

水野 龍一(みずの りゅういち)
フリーライター
メディア運営

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!