2021年3月「熱京×京闘」KYOTO Top Sports Now

2103熱京×京闘

京都サンガF.C.|新シーズンが開幕。アグレッシブな曺スタイルで悲願の J 1 へ

京都サンガFC 2021開幕

稀にみる過密な日程となった2020シーズンのJ2リーグ。前半戦は新スタジアムで無類の強さを見せたサンガだったが、連戦が続いた終盤にかけ勝点を取りこぼした結果、16勝11分15敗、勝点59、前年と同じ8位でのフィニッシュとなった。今季、11年目のJ2を戦うサンガは、京都出身で、かつて湘南を3度のJ1昇格に導いた熱血漢・曺貴裁(チョウ・キジェ)監督(洛北高ー早大)を迎えた。武富孝介ら新監督の「走り勝つサッカー」をよく知る選手や、アカデミー出身の中野桂太など若手選手も加入。昨季、22ゴールで得点王に輝いたピーター・ウタカの残留も心強い。

実力が均衡する今年のJ2は2つの昇格枠(降格は4)を争う。2月28日の開幕戦は相模原に2-0で勝利。一年を通したチームの成熟と、勝点3にこだわるサッカーで、今年こそ歓喜の瞬間をサポーターと共に迎えたい。

\PICK UP/ 熱狂PLAYER|松田 天馬 選手 #4(MF)

松田 天馬 選手 #4(MF)

熊本県出身。J1で86試合に出場。湘南から新加入した今季は主将を務める。豊富な運動量と力のあるシュートが持ち味で、セットプレーのキッカーも担う。曺監督のアグレッシブなサッカーを浸透させるべく、サンガの顔としてプロ4年目を戦う。

京都サンガF.C. オフィシャルサイト

京都ハンナリーズ|確かに感じる成長の手応え。来季につながる実り多きシーズンに

京都ハンナリーズ

新たに小川ヘッドコーチを迎え、半数以上の選手が入れ替わった2020-21シーズンの新生ハンナリーズ。手探りで始まったリーグ戦は10月2勝(8敗)、11月1勝(4敗)と勝ち星に恵まれず、2度の5連敗も経験した。しかし、ディフェンスから流れをつくるスタイルがかたちになってくると、12月には初の連勝、2月には3連勝を達成。「成長」を口にする選手も増え、チーム全体に自信がみなぎってきた。失点数を減らすことができれば、終盤に向けてさらなる順位アップを目指せる位置につけている。

今季はコロナ禍による特別な規則のもと、B1は計20チームが東西2地区に分かれて戦う。また、B1からの降格もないことから、ハンナリーズにとってはチームの礎を築ける貴重なシーズンとも言えよう。ただ、そんな中でも、会場に足を運んでくれるファンには、1つでも多くの勝ち星を届けて欲しい。

\PICK UP/ 熱狂PLAYER|寺嶋 良 選手 #0(PG)

寺嶋 良 選手 #0(PG)

東京都出身。洛南高でプレーし、東海大4年時の2019年12月にハンナリーズと契約。当時、13連敗中だったチームを7連勝に導き、2020年2月の月間MVPにも選ばれた。スピードを生かした攻めのプレーが持ち味。今季は副キャプテンを務める。

京都ハンナリーズ オフィシャルサイト

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